思い(解釈)違いしてた百人一首の歌・・我が庵は・・・

hibi2tiyo2010-12-16

私は昨夜大変驚きました
(I was surprised very much last night.)
実家では気が向けば廃棄処分するものの整理を
こまめにすることを心懸けています。
一気捨てというのは、なかなか出来ず同じものを3度4度と
繰り返し整理してるうちにふんぎりがつく。
特にアルバム、本類は今だ半分は残ってる。
食器類(これは意外と踏ん切りがついた)
陶器類出しの日の当番の方々から「ウワ―勿体ない」と言われたりも
したものです・・・でも今だ、日頃使わないものがそれなりにあります。父と同居中なので、朦朧の父とはいえ、父に見つからないように
廃棄するのも一苦労でして)^o^(
百人一首(暗記用音別一覧)残してた小冊誌です。

昭和50年10月 発行の小刷誌です。
亡き母は百人一首が得意でしたが、我々兄弟一同無粋で、ゲーム
にならず、我らが子供のころから折に触れ、教えようとしてくれて
ましたが当方関心なく、国語の時間に多少習った範疇でして・・・
それでも母がそらんじてるのを聞き覚えて、門前の小僧・・の
歌が多少あります。前説はこの辺で。
・・で昨夜、眠り誘導剤の代わりたる上記の本を
片手に布団にもぐりこみ「さて、自分の今の心情に似たような歌は
あるかいな」とめくってたら有りました。
☟デス

わが庵は 都のたつみ しかぞすむ  世をうじ山と 人はいふなり
意味=自分の住家は、都の南東の方の宇治山にあって、俗塵を逃れて
のどかにこの通りちゃんと住んで生活している。
それだのに世間の人たちは、ここにも
うき世の風が吹いているものと思って憂し山だなど言っている。了
・・で更なる解釈として、
世を逃れて、安住の地を見出している喜びと、あくせくと
その日を送っている世人へ向かってのあざけりとを歌っている。
世を捨てた人の歌として、めずらしく、どこにも暗い厭世の影を
見出すことのない歌といわれる。・・と解説が書いてあります。
驚いたア〜〜〜


しかぞすむ  は、この歌を知ってからこの方数十年間
鹿が住んでいる・・・とばかり思い込んでたよお〜〜〜

ビックリ仰天驚きで昨夜は目がランランして、この本
睡眠導入剤の役目を果たさなかった。ノデアリマシタ。