『魔笛』

魔笛」を観てきました。英語題『Magic the flute』
映画の宣伝としてオペラを超えた『魔笛と宣伝を新聞・雑誌等でみていたので宣伝を見たときから、公開が始まったら「観に行くぞと毎日に気合が入っていました。絶対に見るぞ!とゆう映画は久しぶり。いやはやまさしく宣伝どうり。
いや、宣伝以上。
開幕から、最後に映画関係者の名前がテロップで延々終わるまでオペラ音楽。音楽。音楽。の連続
館内に明かりがつくまで帰る人は殆ど無し。最後の最後の音が終わるまで視聴した。
とにかく最初から最後まで歌劇のみ。オペラの舞台はテレビ以外では1度も観たこと無いけど
よくまあこんな映画をつっくたものと、ただただ感嘆感激あるのみ。
何故「魔笛」に思い入れがあったかとゆうと、自分が中学生の時、手にした音楽雑誌本の中に
魔笛』と書いてある2ページの簡単楽譜のついたページがあった。その『魔笛』とゆう漢字が異様で珍しく、{こりゃどんな曲かいな}と興味半分に、木琴でたたいてみた。その頃なぜか木琴を持っていた、その当時楽器といえば木琴であった。子供心になかなか面白いメロデイー?だと思った。
近所の小高い山に「山の神」のほこらがあり、広場があり、その広場に地域の会館があり、確か幼稚園も同じところににあった。そこにオルガンがあった。子供達の遊び場でもあった。
夕方になると誰も居なくなり、会館も幼稚園も施錠など無く自由に出入りできた。
地域子供のガキ大将としては、我が物顔で勝手に入り込んで、その2ページの楽譜をオルガンで押してみた。何度押しても木琴のような節にはならず2、3日遊びがてら弾いてみたけど、まるで曲とゆうには程遠く、面白くなくそれっきりで、2ページの節回しも完全に忘れてしまった。
で、「魔笛」とゆう字がこのオペラの『魔笛』のなかの小節であったのだろうと、ず〜と思い込んでいたので、子供の頃の思い出も切なく懐かしく勢い込んで観に行ったのです。
魔笛は」モーツアルトが35年の生涯の最後に(1791年)今から216年前に作曲した曲です。正式なモーツアルトの名前は
ウオルフガング・アマデウスモーツアルト 35年間で
700曲以上作曲してるそうですよ。
映画を観ていて216年前の曲とはいえ、まるで今の世界を表現しているみたいで、
世界中で一番上演回数の多いオペラの一つとゆうのも大いに頷けます。
自分にとってこのオペラで表現された言葉の中で胸にしみ込み、頭にインプットされた言葉は、
繰り返し繰り返し歌う「より高みをめざせ、人間の叡智で」「人は平和を目指す、平和を望む」とゆう樂曲でした。映画ゆえに至る場面で表現された幻想的な場面も見ごたえ十分。
尚且つ、ハイ・ソプラノの中で歌われる超超高音。この場面では自分は息をしてなかっような気がする。聞きほれました。この超超高音を歌った女性の声は神からの賜物だな〜と思うのみでした。
魔笛」ではこのハイ・ソプラノの超高音が有名らしいです。
この映画の 監督・脚本ケネス・プラナー
の名前を頭に大きくインプットしました。観たばかりなのに再度『魔笛』を観、聴きたいと思う。