メタミドホス毒薬混入餃子事件

hibi2tiyo2008-02-01


「1月も、もう終わるねえ〜」「学生の頃、もう終わるね〜なんて思ったこと
ある?」「いや、全く無い!」なんて、おじん、おばん達とウダグダ言い合ってたと思うまもなく、ウワー!もう2月。
「♪鯛や平目の舞い踊り、ただ美しく面白く、月日の経つのも夢のよう♪」の
境遇ではないけれど、ま、月日だけは、老いも若きも、富者にも貧者にも
平等に巡りくるね。



おまけに、1月末、突然メタミドホス毒薬餃子事件でテンヤワンヤで。
中国ではメタミドホスの農薬は使用禁止になってるというし、まして
日本でも言わずもがな。だいたい一般人が手に入れることが出来るのかねえ?
餃子の製造元が中国であるとゆうことだけで最初から中国を100%
犯人扱いをしているけれど、なんだか不思議な気がする。
平成6年6月27日に発生した松本サリン事件のことを思い出すほどの
衝撃的な出来事です。
この事件発生時は、次の地下鉄サリン事件が起こる翌年3月まで、我々は
メデイア、素人学者、官僚(司法、立法、行政)に騙され続けました。
当時犯人にされた河野義行さんの心中を考えるだけで、今だ胸がうずく。
今となってはこのメタミドホス毒薬が日本国内で投入されてないことだけを
願わずにはおれません。




薬害肝炎訴訟について去る1月16日の毎日新聞夕刊に
専門編集委員近藤重勝さんがコラムに
下記のようなことを書いていました。一部を抜粋します。





前文略
実は僕は同僚達と25年前、今度の薬害とも関わるミドリ十字(当時)が
人工血液の開発に絡んで人体実験など数々の不正を行っていたことを報道し
それらの事実を「偽装」と題して取材チームで本にまとめた。
製薬会社の行為を「偽装」と指弾すること自体、当時としてはかなり勇気が
いることだった。しかし厚生官僚の天下りや血液行政の甘さ、さらには、あの
731部隊」とミドリ十字との人的つながりなどを考えに入れ「偽装」と
いうタイトルにためらうことなどない、と腹をくくって世に問うた。
そんなこともあって、薬害C型肝炎訴訟には強い関心を持ってみてきた。
そして感染被害者の「一律救済を」という必死の訴えに接して、この人達は
すごい、とその気迫と決意に心を打たれた

中略
今回の訴訟では国も謝罪している。しかし、僕は警戒心を解いてはいない。
強者の集まる政権の判断だからだ。

弱者は「偽」と「真」に敏感だ。本当の人間も強者より弱者の側にいるのでは
なかろうか。      以上



このコラムを読んだときは、胸のドクドクが聴こえるほど嬉しかった。
このコラム切抜きで大事にとってます。
「日本も捨てたものではないじゃないの」ってね。
「偽装」なる本を本屋で探してみたけどどこにもなかった。
そのうち、図書館で探してみよう。


最近、こだわり紅茶が↑に変わりました。
カップは20年前、有田の陶器市に母と行った時に「香蘭社」で購入した
お気に入りのカップです。
紅茶の箱に下記のような説明が記載されてます。


オーガニックセイロン紅茶
原材料有機紅茶・原産国スリランカ・輸入者(株)ノヴア

この紅茶の茶葉は有機農産物の日本農林規格に基づいて管理され
収穫前3年以上、化学合成肥料、植物生育調整剤、殺虫剤、除草剤を使用しておりません。  と。


兎に角美味しいのです。ン十年前の懐かしい紅茶の味がするのです。
これ以外の紅茶は、なんだか飲む気がしないほど自然の味。
今日は朝から1日中樹脂粘土教室で、3月の発表会に向けて全員大張り切りで
いささかくたびれ、紅茶を食後3杯お変わりしながらのダイアリーです。
ちなみに、レモンは実家で去年植えつけたレモンの苗木に1つだけ付いていた
実です。レモンの香りというより、青臭い香りでしゅ。
過剰カフェインで眠れないなんてことはアリマシェーン。
今からバタンキューです。