「樹脂粘土の花」カーネーション、展示会終了・諫早湾干拓事業

hibi2tiyo2008-03-14


Eホールでの手芸教室の展示会本日で無事終了。
↑出しましたあ〜
今回自分が出展した樹脂粘土で作ったカーネーションの赤と白です。
白は今は亡き母へ思いをこめて作りました。
赤白の開花、半開花、つぼみ合わせて約90ピース。
葉っぱ180枚近く。そして組立て。目も、肩も、腕も、指先も
ガクガクぐったりの成果デス。
根を詰めずを心がけてたけど、なんせ飽きっぽい資質ゆえ、この量に負けました。
花瓶に合わせて作り出したもので、作っても作っても花瓶が一杯にならないのです。
途中で、何度小さな花瓶に変えようかなあ・・・
と思い、小さな花瓶に挿してみたことも、今となっては懐かしくいじらしい?
下の壁掛け桜は、樹脂粘土教室の先生(T先生)の作品です。
うっとり見とれるほどきれいな色の桜と桜の葉です。
11日から本日14日までの発表会で、あーヤレヤレ無事終わりました。
又来年の3月の作品発表会まで気楽に楽しく樹脂粘土で遊ぶことにしましょう。





本日テレビNHK放映の、失われた”宝の海” 諫早湾干拓事業完了
▽厳しい選択を迫られた漁業者達なるドキュメントを見ました。3月一杯で干拓事業は完了とのこと。
漁業が出来なくなった漁師さんが、背に腹は変えられず、干拓工事業を起業し、
この会社に漁が出来なくなった漁業者達を雇用し今日まできたけど、
3月以降の仕事の目途もつかず、干拓農地を、国(県?)から
年間600万円で借受け、慣れないジャガイモの生産を兼業開始した会社のことや、
他養殖あげまき貝・タイラギ・あさり・かき等も全滅
の漁師さんのドキュメントを、胸詰まる思いで見ました。
諫早湾干拓事業の始まりからの状況をかなり詳しく説明してたけど、
今日まで自分はこの事業は、国の(農水省の)一方的な事業であったのだと
思い込んでいたのだけれど、本日の放映を見る限り少し違うみたい。
長崎県知事の高田いさむ氏という人が、県の大規模事業はこれしかないと、
国からの大型資金導入はこれしかないと、積極的に国に対して運動したとのこと。
今でも、「この考えには変わりは無いと」コメントしてたね。
平成元年から開始し、20年間、2500億円を費やしての工事とのことそういえば、当時民主党菅直人さんが懸命に反対運動してたね
年間平均125億円、月平均10億円という計算になるね。
漁業から干拓工事業に転じた業者は十数年間の間、年間5〜6億円の
工事売り上げだったとのこと。
30人余の従業員は今からどうなるんだろう。ジャガイモ生産が成功することを
祈らずにはおれません。頑張ってください。
素人のワタシとしては、とんでもない取り返しの出来ない事業を国はしたものだと単純に考えます。
当時は漁業補償金等で随分潤い、我世の春との勘違いをした人も
いたのだろうけど今となっては、”宝の海”と引き換えの、
”うたかたの夢”だったのでは?
まさしく、去るも地獄・残るも地獄だったんでしょう。ね。
・でも、こうなることは関係した人達、皆承知の上だったんでしょう

自分のダイアリー、去年の11月23日にも、少し諫早湾干拓事業のことを書いてるのがあります。
又近々DVD「不機嫌なジーン」を再再度見てみよう。
諫早湾干拓事業のことがかなり描かれてるので。