ギブアップグランドゴルフ・すみれ・三国志

hibi2tiyo2008-07-08




本日グランドゴルフ(G.G)練習日。暑かったあああ〜
5ホールを1グループ8回ほど廻ったのだけれど、当方4回廻ったところで
顔面紅潮、心臓ドクドクでダウン。残りの4回は見物人を決め込んだ。
昨夜明方の4時頃まで「三国志」の三巻目、敵方より関羽が首を刎ねられ、
張飛が首を刎ねられ、劉備玄徳が病死し、いよいよ諸葛孔明が玄徳の遺志を
引き継いでいくところに入ってきてついつい明方まで読み続けてしまった。
その後遺症か日照りの下での2時間運動はギブアップ。やっぱ!お年かなあ〜
玄徳・関羽張飛は若かりしとき「桃園の誓い」で義兄弟の契りを交わし、
義・愛・忠・信・誠の熱烈なる義兄弟の間柄で1,2巻と我身内のごとき思いで
付き合って読み続けてきたので、3名とも死んでしまい、なんだか
ガックリしてしまい、関羽の死後、関羽の霊が、主玄徳を思いやり漂う描写は
胸が突かれて思わず慟哭の如き心情に陥り、幾度今の日本の政治家・官僚等々と
照らしあわしたものやら・・・・



ちなみに「三国志」は魏・蜀・呉の三国の争奪戦の歴史書なのですが
吉川英治さんは原本に忠実に尚且つ、血湧き肉踊る表現を付加して
読み出したら止められません。但し登場人物ン千人ですので、コンガラガッテ
頭脳整理するのが登場人物に追いつきません。いずれ三国志年譜を兼ねて
登場武将列伝を整理せにゃね・・・なんて思ったりもするけど・思うだけ也。
あと残り三巻目の半分280ページほどです。
今は亡き3番目の弟が横山光輝作の「漫画三国志」を全巻持っていて
ワタシに「読まんね」といって全巻30巻近く貸してくれたことがあったの
だけれど、殺し合いばかりの場面の連続で嫌になり、全巻読まずに
返したのだけれど弟亡き後は処分して今はないだろう。
いずれ横山光輝作の「漫画三国志」も読んでみようかな・・なんても
思ってます。
三国志の書き出しは、若い劉備玄徳が黄河を座して眺めながら
悠久に続く黄河の流れと黄砂に対して中国の悠久の歴史を感慨を込めて
体感している場面から始まります。
福岡県における今年の春の黄砂も随分と迷惑なことではありましたけど
吉川英治さんの三国志の上では感無量を呼び起こす文学です。
そういえば、最近の若い人たち吉川英治なる文学者(小説家)の名前
知らない人が大半らしい。最近テレビでそのようなこと言ってたね。



↑今日からの季節の飾りは手作りの飛び出しブックです。
 写真見てくださった方はそれぞれお好きなように物語を作ってくださいね。
 氷河も何時まであるものやら。こんな場面も夢のまた夢になるやもね。

↑樹脂粘土教室で作ったスミレ(立ち壷すみれ)です。2ケ月掛かりで作成。
 食事の時、目の前において眺めながら食事しています。カワイイ。
 チナミニ、すみれの名前は、建築関係の人が寸法を記す時に使う
 墨入壷に花が似てるので「すみれ」という名前がついたそうです。
 (墨壷の中に糸を浸して直線寸法を記す時ハンドルで糸を引っ張り、
 ピンピンと糸をはじくと、どんな長い直線でも一直線で記せます。
 この作業を、専門用語で「すみだし」といいます。
 高いところに線を入れる場合は、下に印をいれ、上から銅振りを下げて
 上での寸法を定めます)