「チェンジリング」クリント・イーストウッド

hibi2tiyo2009-03-06

本日、月1度の樹脂粘土教室。
・・で昨日実家から帰宅。
父の体調も好調につき先ずは一安心というところ。
本日も先月に引き続きカトレアの制作続行。
久しぶりの開放感で教室の帰り映画を見ることに。
チェンジリング
大昔から贔屓にしてるクリント・イーストウッド監督の映画。出演は全く無し。
一時はトム・クルーズも贔屓にしてたのだけど、最近異様な顔つきになってきたし、
(そういう当方も、人の顔のこと言えた顔ではないけど、ま!当たり障りはないし)
出てる映画も変りばえないしでトム(ははハ)については最近興味減退。

↑本の表紙写真はクリント・イーストウッド。78才。
年取って益々いい顔に。大昔から贔屓にしてきた甲斐があるというものです。
イーストウッドはジャズに憧敬が深く、ジャズっぽい歩き方をするのが特徴。デス。そこが超カッコいいのであります。
歩き方真似してみるけど、そもそもスタイルも大違いだし・・できん!
映画館に行く前、Iデパートで1客35,000円のコーヒーカップ等々の前でため息ついたり
1客1万500円のコーヒーカップを買うか買わんか迷いに迷い、結局やめたりして
時間をつぶしたけど、待ち時間まだ1時間ありで、
↑の本、映画館売店で購入して上映までフロアーで読んだ。
映画観る前、咽喉の気道が凄く調子悪く、息苦しく咳も軽く出てたのだけど
映画見終わったときは治まってた!!
映画見てる間中、緊張というか、怖いというか息してるの忘れてるほどの緊迫感で
見終わったときは、心臓が半分に縮んでるような感覚がしばらく続いた。

1928年にロスアンゼルスで実際に起こった事件が元になっている。
一人息子を誘拐されたシングルマザーが、警察から「子供が見つかった」との知らせで
子供と逢うが、自分の子供ではなかった。「自分の子供ではない」と主張しても
警察は認めず、挙句の果ては彼女を狂人扱いして精神病院に。
病院側も警察の言いなりに・・・・
↓主演女優はアンジェリーナ・ジョリー

最近夫のブラッド・ビットと子供を5人(内2名は赤ん坊)を引き連れて来日してた
写真をテレビで見たよ。
アンジェリーナ・ジョリーは、男優ジョン・ボイドの娘とのこと。
ジョン・ボイドは大ムカシ「真夜中のカーボーイ」にダスティン・ホフマンと主役で出てた。
時は流れるねえ〜〜〜

久しぶりに映画らしい映画を観、クリント・イーストウッドの映画作りの才能を
改めて認識。
最近観た映画で自分の判定は1位。2位は「魔笛
5〜6年前観たクリント・イーストウッド監督・主演の「ミリオンダラー・ベイビー」
(オスカー受賞)も
人間の悲しみに並行する残酷さを描いた内容だったが「チェンジリング」も同様。

80年前の出来事とはいえ、今時の政治腐敗・官僚腐敗と相まって胸に迫り
人間とは未来永劫変らない!だからこそ立法・行政・司法に関わる者ほど
より一層身を律し、繰り返し繰り返し正していく姿勢を堅持するべきなんだろうなあ〜
なんて思ったり
「真実一路のたびなれど、しゃんしゃん鈴振り思い出す」という言葉を思い出したり・・
確か、志賀直哉の言葉だったか?違ってたら誰の言葉か教えて・・・・ネ。