桜の花をすずめが・(7)「逆軍の旗」(8)「竹光始末」
本日グランドゴルフ練習日。晴天。練習場の公園の桜の木の下、桜の絨毯。
・・・でふと珍しいことに気がついた。数ある桜の木の中の1本の
散った花びらビッシリの中に、桜の花が1輪丸丸沢山混ざってる。
こんな散り方珍しく、コース周ってその木の下を通るたび何度も花びら拾って
(枯れてるわけでもないのになあ?)と新鮮な花びらをシミジミ眺めてたら
GG仲間のバアバアが教えてくれた(しかしBaBaがばあばあというかねはは)
「木の上の方を見てんしゃい。これね、すずめが突いて落としよるとよ」・・と。
ビックリして上のほう見たらすずめが2羽飛び交って懸命に突いてる。
別のばあばあが「花が落ちるとき、くるくるっと落ちるもんね」と・・成る程。
桜のがくより、5ミリ程下をかじった(ジグザグ)形跡がある。
そして次々ポンポン飛んで落ちてくる。
「甘い蜜がここに溜まってるのかもね!」「多分回って落ちるのは口ばしで突いて
跳ね上げるように飛ばすのだろう」なんて会話しながら2時間の練習。
しかし、すずめは欲張りばあさんの糊だけじゃなかった!桜の花まで!オドロキ!
GG同好会の3月末の花見会は実家滞在で不参加。
3月年度末の分として記念に敢闘賞なる500円の図書券を貰った。
1日で4度のホ-ルインワンをした分の賞とのこと。
本日ホールインワン0。
↓はここ1ヶ月の間に読んだ藤沢周平さんの文庫本
7. 「逆軍の旗」 初読
S51年6月 青樹社(単行本) S60年3月文春文庫発行 4編の短編集
昨年10月頃購入したけど読みかけて中止してた。
32.「逆軍の旗」
明智光が織田信長に対して謀反を起こす迄の気持ちの変遷を小説化している。
1日の終わりの癒しに布団の中で読むにはかなりきつい。
33.「二人の失踪人」
34.「上意改まる」
35.「幻にあらず」
上記4編とも地方の歴史として残る武家物で、各編、なんだか暗ら〜〜い気分で
再読かなわず。1回目読むのが精一杯の読後感。
↓
8. 「竹光始末」 再読
S51年7月 立風書房 S56年11月 新潮文庫発行 6篇の短編集
36.「恐妻の剣」
37.「冬の終りに」
38.「石を抱く」
39.「竹光始末」 困窮ゆえ刀まで売った素浪人武士の家族も含めた話
40.「遠方より来る」
41.「乱心」
「石を抱く」以外は全部下級武士のなんとも切ない話ばかりで・・・
やりきれない中にも多少のユーモアも垣間見えてる。