「沈まぬ太陽」「霜の朝」

私は今朝、ウォーキングをした。
歩いたりランニング？をしたり。２ｋを３０分で歩いた。
（I did walked this morning. It walks and it runs・・・
It walked in 2K in 30 minutes.)
ここ数日、冷房の中にズッポリ浸かりきって本ばかり読んでたので、
体調鑑定のため、７時半小雨の中を勇猛果敢に出家？
いやほんと、出家の気分で・・・
汗だくの後にシャワー。シャワーの後のコーヒーの美味しさ格別の爽快感で
シアワセ１００倍。

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「沈まぬ太陽」
一巻から五巻。著者　山崎豊子
テレビで「沈まぬ太陽」が映画化されるとのコメントがあってた。
上の本は、自分が現役前線で働いてた頃の２０００年、
１４刷の分を５冊まとめて購入。２年ほど前にも再読したけど、
映画化されるとのことで、本箱から引っ張り出した。
なぜかこの本は、処分しなかったんだねえ。
３読目を読み出してみたけど、３０ページほど読んで３読目をやめた。
主役の恩地元役を渡辺謙が、敵役の行天四郎役を三浦友和が
演じるとのことで、ちょっと興味わいたけど、読むのパス。

理由
第三巻は日本航空の御巣鷹山での飛行機墜落事故後の、恩地元の行動の記述。
被災者の関係の方々のお名前が実名で書いてあるので、
ノンフィクションかと思いきや、そうでない部分も多々ありきで
特に主役の恩地元（おんちはじめ）及び行天四郎（ぎょうてん）の
設定については実在の人物とはかなりかけ離れてて、
いかにもかっこよくヒーロー的で、実態とは全く違う部分ばかりが多く
男の中の男的な現実離れで・・・
登場する政治、経済界の人物も名前を少し変えてるだけで、
実在の人達そのままですごく勘違いしちゃうんだよね！
出版された当時、社会的に喧騒を巻きおこした本。
当時の山崎豊子さんのコメントは、あくまで
「フィクションです」・・と・・・・
だとしたら、恩地と行天の嘘者的設定はどうなるんだ〜〜？
（何故かって、主役の恩地に匹敵する人物も実存する）のです。
・・・で購入した頃は当方も単純明快で、小説なんだと
割り切って読んだけど、再読のときはいささか白けてたのを
思い出した。・・・・で今度、３読目を読み始めたけど、
読み進むにつれて、気分が白々しく、中途半端な気分になること著しく
３０ページまで読んで読むのやめた。年齢増えて、
単純明快でなくなったのかなあ〜〜
さてさて、主役の渡辺謙・三浦友和さん、どのようなスタンスで演じたのかなあ・・・是非ともそこのところ知りたいものです。
そういえば、渡辺謙さんのコメントは「ストレートに演じた」
とのコメントだったような。
フィクションと割り切れば、実に面白い小説。
でも、やっぱ割り切れんなあ・・・・
↓ 藤沢周平さんの本見っつけ！！


先週、近所のスーパーにお中元の注文に行った時に見つけた本。
藤沢周平　著作「霜の朝」は初読み。
藤沢周平さんの本で今だ読んでなかったのがあった。
その本を偶然見つけた感動たるや・・・ご想像あれ。