西日本大濠公園花火大会・天木直人「ル−ス新駐日大使」のこと

hibi2tiyo2009-08-02

私は昨夜、福岡市大濠公園にの花火を見に行った。
(I went to see fireworks of Fukuoka Sity Oohori park
last night.)
大濠公園の花火と街灯と人々



↓帰りのバス停までの間の街路からの花火。


当方、福岡市に住み込んで50年になる。
昨夕の西日本新聞の夕刊のマンガ「ウチのげんき予報」を見て
急に思い立ち西日本大濠花火大会見物に行くことにした。
内容は{「窓からでも見えるだろう」と言う一家の爺ちゃんに、
婆ちゃんが「現場に行かないと味わえない事もあるでしょう」
に爺ちゃんも賛同して、孫二人を連れて出向き、
婆ちゃんがたこ焼き、トウモロコシと
はしごをするマンガ}で、そのマンガに煽動され、
初めて花火大会の現場に行った。
会社勤務してた頃は、大濠公園は通勤道路ゆえ花火大会の日は
回避するため、ぐるりと遠回りしたり、都市高速を利用したり
・・・で高速走りながら左視界に入る花火をちらちら見るだけで・・
昨夕はバス席に座り、のんびり気分で始まったのだけど、
途中でバスはぎゅうぎゅうに・・・
現地に着いて歩いているうち、いつの間にやら
歩く余地も無いほどの人人でぎゅうぎゅう・・・
かろうじて、写真4〜5枚写し、なんとか動けるところに
移動しようと顔は花火のほうを見上げ、
動いてる人の後ろに沿って少しずつ移動しながら
花火見ながら思った。これが核爆発ならば、ここにン十万人と
いるであろう人々は即死だろうなあ・・・と。
笑わば笑え!それでも自分が助かる方法を考えた。
たとえば、パッと座り込み(座り込む余地も無いにもかかわらず)
皆が倒れた下になる・・・・しかしこれは圧死するなあ〜〜
よしんば圧死しなくとも、倒れた上は人骨の山の下かも・・・
いや、若しかして人骨さえも無く灰だけかも、それでも、
自分だけは生きてるつもりか・・ウーム
それ以外は・・・・むむむ。全滅かあ〜〜
戦後中国大連から引き揚げのとき、大型船倉の底に
押し込まれたときでも、これほどまでのぎゅうぎゅうではなかったよ・
なんて、引き揚げの時のことまで思い出したりもしたよ。
・で、ぎゅうぎゅうの中、横にいたギャル二人組みが大きな
串焼きを食べながら「ウワー美味ひい、噛み切れんジャン」なんて
凄く幸せそう・・・で自分もその気になり、数ある屋台の中
それらしき屋台に行き着き、10人ほどの行列に並び
(鹿児島産黒豚の串焼き1本500円)をゲット。
いずこの屋台も延々の行列。こんな屋台の行列も始めて見た。
いや〜でかい串焼き(塩味)でそれなりに美味しかった。
しかし、あれで500円とは、ちと安いのでは。ホントニ
鹿児島黒豚か?ここ2年ほど、豚肉はグリンコープ以外では
購入したこと無い。
グリンコープの豚肉は兎に角美味しいのです。
グリンコープで鹿児島産黒豚が販売されたら買って
実家で塩味串焼きにして食す事を計画に入れよう。


しかし、なんのかんのいったって日本は平和です。
下記のメルマガは昨日の天木直人さんのものです。
ご面倒でしょうがどうぞゆっくり、確実に読み込んで
いただきたいのです。
昨日から、下記をご紹介したくてうずうずしてました。
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□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
■□■   天木直人メールマガジン 2009年8月1日発行 
第288号
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■    鳩山民主党外交の鍵を握る「対米自主外交」と「ルース新駐日大使」    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 8月1日の朝日新聞に掲載されていた鳩山民主党代表のインタビュー記事の中で、私は鳩山民主党代表が、
「対米依存ではなく、より自立を促す外交をつくる必要がある」と答えていた事に注目した。

 これこそが私が繰り返し主張してきた事だ。

 対米従属外交の対極にある外交は「対等な外交」であると誰もが思っている。民主党マニフェストにも
その言葉がある。

 しかしそうではない。真に重要なことは、米国の言いなりにならない「自主、自立外交の確立」なのである。

 願わくば、鳩山代表には、大事なことは「日米同盟の重視」ではなく、「日米関係の重視」であることに
気づいてもらいたい。マニフェストも、その言葉で統一してもらいたい。

 なぜならば、軍事協力を意味する日米同盟関係が続く限り、そこには、対等はおろか、日本の自主外交は
おぼつかないからだ。

 そして、ここからがこのメルマガの言いたいところなのであるが、対米自主外交実現のために、鳩山民主党代表は、
ルース新駐日大使との正しく、強固な関係を、早急につくるべきである。

 政権をとった後の民主党の最大の弱点は外交・安保政策であるという。それはそのとおりだ。

 しかし考えてみれば、この外交・安保政策は、戦後の指導者の誰もが正しくなしえなかった戦後日本の
最大の課題である。

 保守の対米従属外交は日本を苦しめ、左派イデオロギーの反米政策はおよそ現実的ではない。

 要するに日本の国益にかなった正しい対米外交は、いまだ誰も達成できていないのだ。

 ならば鳩山民主党代表は、自らの手でそれを築けばいいのだ。その鍵を握るのがルース新駐日大使である
と私は思う。

 思えば、就任確実と報じられていたジョセフ・ナイ教授の駐日大使任命が白紙になり、ルース氏が駐日大使に
任命された事は、鳩山民主党にとっては天が授けたチャンスかもしれない。

 あの時も今も、誰もルース大使を知らない。ルース大使についての情報を知らせるメディアはない。

 そんな中で、7月28日の読売新聞が、はじめて意味のある情報を与えてくれた。

 ルース氏は私の教え子であったと話すダニエル・オキモト、スタンフォード大学名誉教授(66)の語る
ルース氏の素顔は、はじめて情報らしい情報を我々に与えてくれている。

 ルース氏が政治に興味を持ったのはスタンフォード大学法科大学院生時代、カーター政権時のホワイトハウス
半年間インターン経験をしてからだ、という。

 その基本的な政治姿勢は、社会的にはリベラルで、公民権を擁護し、国民皆保険実現など貧しい人への配慮を求める。
その一方で、経済的には保守的で自由貿易を重視する、という。

 極めつけはダニエル氏の次の言葉だ。

 「・・・オバマ大統領のために金集めをした功績だけで大使に指名されたように言われているが、それは違う。
彼は思いやりがあり、人の話をよく聞く優秀な弁護士だ。政治家の知り合いも多い・・・ホワイトハウスに電話して
メッセージを残せば、オバマ大統領本人から連絡が来る・・・」

 このダニエル・オキモト氏の言葉が正しければ、ルース氏の駐日大使就任は鳩山民主党政権にとってこの上ない
追い風である。

 知日派と言われながら、その実態は対米軍事協力の強化を迫るジョセフ・ナイ氏。そのナイ氏は、民主党
対米政策は米国の国益に反する、と露骨に恫喝したのは我々の記憶に新しい。

 そのようなナイ氏は実は駐日大使を希望していたという。それをオバマ大統領が覆したという。

 鳩山民主党代表は、首相になったらただちにルース駐米大使との強固な関係づくりに全力を傾けるべきだ。

 そしてルース大使を通じてオバマ大統領との関係をつくることだ。

 忌憚なく話せる関係を築き、今までのどの自民党政権も成し遂げることが出来なかった正しい対米自主外交を、
オバマ氏の理解の下に構築することだ。

 直ちに日米同盟関係を否定しなくてもいい。時間をかけて日米同盟関係重視から日米関係重視に切り替えて行くのだ。

 米国の核抑止力に頼らない平和外交で日本の安全保障を守れる、という事をオバマ大統領に伝えることだ。

 在日米軍基地は時間をかけて縮小・撤廃したいというのが日本国民の総意だ、そのためのロードマップをつくりたい
オバマ大統領の理解を求めることだ。

 そして何よりも、テロとの戦いをこれ以上進める事は米国にとっても間違いだとわからせることだ。

 オバマ大統領であれば、それが理解できる。ルース大使なら、それを正しくオバマ大統領に伝えてくれる。

 これこそが鳩山民主党代表にしかできない外交・安保政策である。

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   天木直人メールマガジン 2009年8月1日発行 288号