[老耄たる父と老臈たるそのドーターとの日々]「さぶ」山もと周五郎・「竜馬がゆく」司馬遼太郎
今日の天気は温かい。三寒四温。
（Today'ｓ weather is warm. It is a cycle of three day's cold and four day's warm.)
上記三寒四温の英訳表現の仕方、試行錯誤、四苦八苦、呻吟すること１時間。
やれやれ。
連休の間の亡き母の七回忌も終わり、前後３日間に渡ってのお祭りのごときてんやわんや、
賑々しさ、騒々しさ、楽しさも、４日目には妹も帰り１２名全員帰った後の
「兵者共が夢のあと」
４年ぶりに関東のほうから来た直ぐ下の弟などは、父が呆けてる変貌ぶりにショック
冷めやらずで・・・・はははっははあ〜〜〜この３年猶予父の呆けの進行につきあってる
自分としては、笑いごとではない！やっと我に帰り呆け三昧の父に孤軍奮闘
へ〜〜〜とへと。
デジカメで写した写真を昨夜やっと各家の分の枚数を印刷し（印刷機を実家にも買い置きしてる）
とにかく、自宅と重複して購入する品物様々で＾＾＾＾。。。（これ泣き笑い）のつもり。）
・・で簡保に泊まり、簡保の部屋で皆で写した写真を見て「これはどこだ」って。
「簡保に泊まった時、皆でお父さんの泊まった部屋に集まり写したじゃないね！！！！」
を繰り返すうち、遂に我ヒステリックに叫べども今一ピンと来てない。
茶の間で顔を突き合わせると、手前、癇癪が起こりっぱなしで、わが身がそがれる故、
食後は自室に早々と退避。読書三昧。
↓は実家の倉庫でいらないもの整理してて出てきた本の一部。
「さぶ」
作者 山本周五郎 昭和４６年１２刷目の新潮社発行の単行本。
母か、今は亡き３番目の弟が読んだ本だろう。
紙は疎紙で黄ばんでる。定価４００円。
「さぶ」なる題名だけど、主人公は経師屋（ふすま、障子等々内装の仕事）に丁稚でつとめる
さぶの兄弟子の職人の栄二が主人公。
得意先で泥棒の汚名をきた栄二が辛酸を嘗めつくし、復讐しか考えられなかった栄二が
罪人離島労働３年の有為転変を経た末に「寄場での足掛け３年は、
シャバでの１０年よりためになった」と女房を抱きしめ述懐する・・・
サスペンス的な要素もあり、多少藤沢周平に通じる文体だけど、
藤沢周平と抜本的に違うのは、大なり小なりお説教がましいところ。
ワタクシ人と話すとき説教調になるので、自分のことだけで辟易してるんだわさ。
山本周五郎は初めて読んだ。面白かったけど微妙に藤沢周平のようにピタッとこない。
↓も実家の倉庫から出てきた本
「竜馬がゆく」
作者 司馬遼太郎 １巻〜８巻 （四）がない。
多分母が亡くなる直前に購入したのだろう。
２００３年１２月 第１５刷目の文芸春秋発行の単行本。
母は読まないままだったんじゃないかなと思う。
なぜなら翌２００４年１月には死んじゃったものね。で本もみずみずしい？変なのハハハ。
今、ＮＨＫテレビで「竜馬伝」放映してるので、ちょっと読んでみようと読みだしたけど
やっぱり司馬遼太郎は今一好きになれない。
・・で２００３年９月ごろ、母に「坂の上の雲」の文庫本を全巻プレゼントしたのが、
読まれぬまま、母死去のため自分が家に持ち帰りよみだしたけど「〜である」調の
押しつけがましさ強引さが厭になり１巻だけ読んで、全巻ブックオフで処分したこと思い出した。
気を取り直して「竜馬がゆく」は根気強く読んでみよう。・・・と思う。
テレビとは出始めの設定がかなり違うんだわさあ。ドラマ脚本で面白く調整してるんだろう。
しかし、竜馬像は俳優の福山なにがしさん、ピッタシカンカン。
ところどころ、文学座の内野聖陽にも似てるところもあるしね。
さて
去年の１２月中頃から今日までの自分は非常に不機嫌でブスクレてる。何故かって？
そう、去年１２月中ごろオバマ大統領がノーベル平和賞受諾の演説の中で
「平和希求のためのテロとの戦争も辞さない」の演説聴いてか
らなんだか気分がずう〜っとブスクレ。
おまけに、期待した民主党の面々・鳩山首相にもがっかり続きで、おまけに小沢さんまで・・・
鳩山さんの功績。鳩山兄弟で１０億超の税金が徴収できたこと。これだけでも
民主党が政権とった価値アリやナシや
ホント、この世界希望ないねえ。最後の希望をオバマ大統領に注いでたのにどうしたものか。
↓で慰めと気分転換にマイケルジャクソンの歌を１日１回は下記を聴いてる。
数あるマイケルジャクソンの歌も顔も下記が一番の我がお気に入りなのであります。
http://www.youtube.com/watch?v=GrDTJZr8z18&NR=1
http://lyric.kget.jp/lyric/ww/ih/t/
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1328320583
