今日は大寒です・御殿まりのエ―デルワイス・ハイチの大地震に対する日本の対応

hibi2tiyo2010-01-20

今日の天気は温かい。
(Today's weather is warm.)
本日大寒。父の晩酌用の刺身の買い出しに行こうと
午後t3:00初めて外に出たら生温かい空気に包まれた。
家中では寒くてスト―ブ焚いてたので驚いた。まるで春日和。
父は365日焼酎をお湯で割ったのを飲む。焼酎2、お湯8。
自分が知ってる限りでは余程体調の悪い時2〜3回飲まなかったのを見ただけ。
新鮮なサバがあったので、3枚におろしてもらい片身を本日サバの刺身。
後の片身は明日のゴマサバに。
↓昨年12月、今年1月初旬に教室に行って習った御殿まり。作成時間20時間。
エーデルワイス





先生に「わたくしエーデルワイスの花見たことないのですが、先生は見たことおありですか?
このような色ですか?」
と、先生は「植物園で見たことがある。白い花でした」と典型的な地元イントネーションで。
むムムムム・・・・ま!理屈はいいです。
要するに上記の模様は、エーデルワイスなる呼称です。綺麗です。
実家の母の仏壇の前に飾ってる。


ハイチの大地震七万人以上の方々が亡くなってるとのニュースが。
12日発生にも拘らず、日本は2〜3日前やっとこさ動き出した。
米国などいち早く大人数派遣をしてるにも関わらず何やってんだと、これ又プリプリしてたら
岡田外務大臣の記者会見で記者から「遅きに失してるのではないか?」の質問に
岡田外相「遅いとは思わない」なんて記者をにらみつけてコメントしてるの聴いて・・・
「そりゃないだろう」と・・益々プリプリしてた。
自衛隊の医療班は、ここ両日のうちに出発らしいけど・・行かんよりはいいだろうけど・・遅過ぎ!!
しかし、自分の身内が行くとなると諸手上げて賛成しかねるねえ〜〜暴動の国だもんねえ〜
なんて思いめぐらしてたら、本日配信受けてる天木直人さんのメルマガに下記のことが
書いてあった。
なるほど大いに納得。それにしても余りに情けなすぎる
よくよくじっくり4度も5度も読み返してみよう
下記に転記紹介致します。
 天木直人メールマガジン 2010年1月20日発行 第20号
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        日本のハイチ救援隊派遣はなぜこんなに遅れたのか      
      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 1月19日の読売新聞「論点」において、政策研究大学院大学教授の岩間陽子という人が、
「見えない『友愛』外交」と題して、なぜ日本のハイチ救援はこんなに遅れたのか、という
意見を寄せていた

 誰もが思うことだ。

 鳩山首相が「復興のためできる限り協力する」と語ったのは16日である。しかも地震とは
関係なく、以前から予定されていたアジア中南米協力フォーラムの挨拶の中での言葉である

 日本の国際緊急援助隊が活動を開始したのは18日からであり、防衛省自衛隊員を調査
チームとしたのも18日であった(1月19日読売)

 地震が発生したのが12日夕刻(日本時間13日早朝)である。いずれも生き埋め被災者
の「生存の限界」といわれる72時間をはるかに経過した後の動きである。
 なぜこんなに遅れたのか。これまでもモタモタしたことはあったが、こんなに遅れた事はない。
 それは鳩山民主党の政治主導の外交がまったく機能していないからだ。
 そう思っていたら、偶然にも読者の一人から、ジャーナリスト浅井久仁臣氏のブログを一読
してみろというメールが届いた。だれもが遅れに疑問を持っているということだ。
 さっそくのぞいてみた。
 「浅井久仁臣グラフィティ」と題するブログの1月15日付には、なぜ国際緊急援助隊
派遣しないのか不思議に思った浅井氏が、国際緊急援助隊の事務局であるJICA(国際協力機構
に14日の時点で問い合わせた時のやりとりが記されていた

 「緊急援助隊は派遣しないのですか」
 「今、検討中です
 「12日に(地震が)起きているのにまだですか
 「はい」
 「(救助隊は)要請を受けて24時間以内に出発することを目標に掲げているのにまだ検討中ですか
 「外務省からの連絡待ちです

 このやり取りにあきれ果てた浅井氏は次のように問題点を見事に喝破している

 「・・・これがいつも私が問題にしている欠陥で、緊急援助隊を派遣するか否かの判断は外務省に
多くが任されているのだ。それでも、外務省内に災害対策室なり専門職の人間がいればまだしも、
被災国を担当する部署がその役を担うのだから災害対策にはシロート同然の人間に任せるようなもので
この時点で的確な判断が下されないことになる
 今回その任を担ったのが、中南米局のカリブ室だ。それも担当者は一人だと言う。だから午前10時
くらいから電話をかけ続けてようやくつかまえたのが4時間半後であった・・・」

 これを読んで私は目がくらむ思いがした。20年以上たっても外務省の仕事ぶりは何も改善されて
いないのだ。

 あれは1984年ごろの話だ。国際緊急援助隊がどのような経緯で設立されたか、私は担当部局で
あった外務省経済局のスタッフとして一部始終を見てきた

 外務省幹部の自己宣伝と権限拡大の思いつきの産物である。災害救助を担当する防衛省との縦割り行政
の所産である。外務省内部の連携の悪さがある。外務省とその下請け機関であるJICAとの面従腹背
軋轢がある。

 上手く行くはずがない。気の毒なのは大規模災害が起きるたびに海外に派遣される末端のスタッフたちだ

 あらゆる制度は、その立ち上げの時に問題があったのはわかる

 しかし20数年たっても問題は何も改善されていないようだ。なぜか。緊急援助など所詮外務省幹部に
とっては重要な外交ではないからだ。

 それでも政治がしっかりしていればもっと早く動く事は出来たはずだ

 ここからがこのメルマガの言いたいところである

 自民党政権下ではセンスのある政治家が官僚の外交の出来の悪さを一喝することがあった

 この場合、迅速さの重要性を認識し、何をモタモタしているのか、と一喝すれば外務官僚は直ちに動いた
に違いない

 日本の救援隊の派遣が遅れた最大の理由は、政治主導であるはずの鳩山・岡田外交が、政治的センスがないか
まったく機能していないか、そのどちらかであると思う

 こんな事ではとうていまともな対米外交は出来ない。

 ましてや普天間基地移転問題でこじらせてしまった日米同盟を立て直すことで鳩山首相も岡田外相も頭が一杯
のごとくだ。

 これではますます外務官僚主導の対米従属が進む。

 <自民党政権下の外交よりも悪くなっている。
以上です。