小澤一郎さん。大善文男裁判長。浅田次郎・獅子文六さんの本

hibi2tiyo2012-02-23

2012年2月23日木曜日.
(Thursday,February23,2012.)
☟音声クリックしてみてね。
http://ejje.weblio.jp/content/thursday
半端に覚えてたので今更難しい。ヨ。
さてさて当ブログ前回更新から
早10日。日々矢の如し。
この間、社会では色々の事がありました。
当方が最も関心を寄せたのは小澤一郎氏の件について
大善文男裁判長が、検察が提出した供述調書を
一部を除いて大部分を不採用との判断を下しました。
!大善文男裁判長偉い!贔屓にします。
日本国も遂に暗闇をさまよう国になり果てた!との
絶望感に陥ることから救われた喜びを噛みしめた日でもありました。
しかし、今だに訳わからないのが検察審議会なる組織です。
自分は小澤一郎さんになんとか日本国の首相になってもらいたいものだと期待する者です。
民主党政権になった根拠のマニュフェストの基幹に立ち戻ってほしいのです。マニュフェストの中でもいち早く手がけてほしいのが
天下り根絶。天下り先には大なり小なり無駄な国税
投入されてるからです。
かって菅内閣のもとで蓮舫議員が事業仕分けとやらでなんやらパフォーマンスを演じてたので期待したけど、しょせんはパフォーマンス止まりで。今、開期中の国会中継でも音も沙汰もありません。
この件を徹底しない限りは消費税増税には断固と反対です。
無駄な消費税をこれ以上払いたくないのです。
これ当方の確固たる信念です。
得体のしれない野田さんや、好みでない枝野さんの答弁を聴いても
つまんないしで、テレビでの国会中継も殆ど見ません。
顔見るのだけでも嫌なのでテレビスイッチ押しません。
ましてや田中直樹防衛大臣は顔見るだけでも気の毒で気の毒で。
妻たる方も身が縮む思いだろうねえ〜(;一_一)彼女こんなかなあ〜〜
個人的には先週初め左下の奥歯の歯根を抜きました。
勿論Dentist(歯医者)で。大昔治療して歯根がかろうじて
残されてたのが(神経は撤去済み)痛み出して抜いた。
・・で先週はほぼ1週間安静にしてた。昨昨日抜糸。
先週は今冬初めての雪が少し積もったり、空っ風で激寒
(外気温ー1度〜2度)の日が数日続いたのでこれ幸いに
家に閉じこもって、ひたすらひねもす読書三昧。
連日読書だけなんてなのは高校生の夏休み以来。
↓読んだ本です。「沙高樓奇譚」  
著者 浅田次郎 2002年5月発行 1680円
実家の本箱にあった本です。
母が亡くなる2年ほど前の本ですので母購入の本だと思います。
処分しそうになったけど新品だったので捨てずにいた本。
浅田次郎さんの本始めて読みました。それなりに面白かった。
沙高樓に集う功成り名遂げた好事家達がこの世のこととは思えない体験談を集う人たちの前で話す話です。大金持ちの主催者の女装のオーナーが
各話し手の度に「沙高樓にようこそ。今宵も皆様がご自分の名誉のために、また、一つしかないお命のために、あるいは世界の平和と秩序のために
決して口になさることのできなかった貴重なご経験を、心ゆくまでお話し下さいまし。いつも通り、前もってお断りしておきます。
お話になられる方は、誇張や飾りを申されますな。お聞きになった方は夢にも他言なさいますな。あるべき様を語り、巌のように胸にしまうことが、この会合の掟なのですー」
から始まります。

下記の五つの話が話されます。

読む分はいいとかいなあ〜〜 これへ理屈。
↓日本文学全集20. 獅子文六
「てんやわんや」「娘と私」の2編が選集されてます。
「娘と私」は昭和28年「主婦之友」という月刊雑誌で連載が始まりました。
下記は、1970年10月 新潮社から発行された本です。
この本も実家の倉庫にあった本です。
この日本文学全集は全刊ほこりをかぶっていまだにあります。
世界文学全集、その他の全集物は全部処分したけど、なぜか
日本文学全集は残してた。いずれ読むべきかなと思ったりして・・・

選集された2編とも日本の戦中戦後の様相を知る上でも参考になり、
非常に面白かった。獅子文六はユーモア作家との思い込みで、
全く読まなかったけど、なかなかの堅物でこれぞ文士というけじめが
読み取れる筆致です。くだけてるようでくだけてない。
だけど面白い。2編で606ページ。読み終わるのに4日間。
寝る間も惜しんで読みました。
戦前戦後の庶民生活の歴史書ともして読め、なんだか懐かしい気持ちを抱かせる小説でした。但し「娘と私」は獅子文六さんの私生活を
書いたノンフィクションです。
獅子文六=(1893年〜1969年)
3度目の妻との間に60歳の時、男の子が生まれています。
長くなったので今日はこの辺で。後の本は又後日書きます。

沙高楼綺譚

沙高楼綺譚