「たい状疱疹」[茶道具 皇風煎茶]

hibi2tiyo2007-12-20



先週15日(土曜日)は高校同期会の忘年会があり、体調絶好調だったのに〜〜
今週16日(日曜日)から何となく体調悪く、1日中家でグズグズしてたところ、
月曜日の明方、左胃の真上が錐で揉むような激痛で目覚め、「何じゃこりゃ、
突然の得体のしれん、体験したことの無い胃痛だ!」とおっかなびっくり。
余りの痛さに、起きられず3日間寝たきりシ〜ニ〜ア〜?状態。
胃痛もさることながら、心身全体がオカシク、熱っぽくどうも変。
寝たきりで殆ど絶食に近く、3日で1k体重減ったハハハ。寝ながら思った。
死ぬ時とはこんなふうかと・・・
何も考えられん、何も出来ん、何もする気せん・・・よって、病気か老衰で死ぬ
とは、このように実に自然体なんだね〜多分。生きてる人間が嘆き悲しむんだね。
多分・・なんてことをうつつの中で思いながら寝てた・・・で今朝はいくらか
調子がよく、朝風呂に入り、4日間着たきりの下着、パジャマを着替えた。
その時デス!ハッ!と気づいたのです!
12月になり、急に寒い時があり、以来冬用の下着を着用し始めたのですが
そのとき、なんだか、左脇腹横の背中側がチクチクと痛く、
「ありゃ繊維負けか」と、着替えを繰り返すこと毎日。にも拘らず、チクチクが
ひどくなり「なんじゃ」と手で背中を触ったところ、傷がある。
合わせ鏡で見たら、5cm×5cmのL字型の1cm幅の赤い傷。
「えらいひどい繊維負けだね〜」と我ながら感心し、セッセせっせと買置きの
塗り薬を塗りながら、寝込んでたのです。
4日ぶりにパジャマから脱出し、先週ご近所から戴いた、ゆずを絞ったり、
近所の方から川崎大師お参りのお土産でもらっていた「独鈷久寿餅」(これは
初めて食したものです。葛餅です)を開いて食したりしてるうち、何となく
背中の傷のことが気になりだした。治りかかったと思えば、又ひどくなるで
いまだに治らない傷とは何ぞや、と疑い、歩いて5分の皮膚科に行った。
皮膚科は生まれて初めての体験。問診の後、医者が突然傷の上をこさぎ取り
「イテテテテ〜」と自分。で目の前でこさぎ取ったのを顕微鏡で検査。
「あ、これ帯状疱疹です」とのこと。
説明によれば、「帯状疱疹ヘルペスの一種で、ウイルスが原因。このウイルス
は他人からうつされたものではなく、子供の頃にかかる水ぼうそうのウイルスと
同じもの。水疱瘡が治った後もウイルスは身体に潜んでいる。何かのきっかけで
体の抵抗力が落ちてくると、潜んでいたウイルスが活発になる。
疱疹は顔、胸、背中、お腹によくでき神経に沿ってからだの片側に帯状に
出来る。人にうつることは殆ど無い。水疱瘡にかかった人は皆、
ウイルスを内蔵してます。10人に1人の割で出てくる。
きっかけは、強いX線、外傷、疲労、老化、ストレス等々」とのこと。
そういえば、中学生の時の夏、顔中水疱瘡になったもんねえ・・・
思い出した!母が懸命にどくだみ草を摺って塗ってくれたり、煎じて
飲ませてくれたことを思い出したよ。
医者が「帯状疱疹はバカにできないよ、用心しなきゃ。早く来とけば今頃は
治ってる」って。そんなこと言われたって、予想だにしなかったもんね。
思い当たるね〜〜9ケ月間の歯の治療で繰り返しX線、7ケ月の間に
2度の骨折、
何で疲労をしてたのかなあ〜?、老化???ウッソーミトメマセン!ストレス(何がストレスになってるのか今のところ分からん)!
で、「治療しましょう」と医者が宣言したので、どんな大げさな治療かと
気構えたところ、看護婦さんが傷に赤外線を10分間照射して、塗薬を塗って
終り。薬局で胃薬、抗ウイルス剤、塗り薬をもらってオワリ。
なんだか気分が楽になって家に帰り、薬は食後と言われてたけど、食事は、未だ
恐怖でパス。で病院に行く直前に知人から貰った風月のシュークリームを、2ケ
↑の母の遺品の茶道具を出して煎茶を久しぶりに飲みながら食してシアワセ。
母亡き後、毎日母のことは思い出すけど、この4,5日間は意識になかった。
とゆうより、失神に近い状態ダッタヨウナ、人間で無いような状態ダッタヨウナ。
で2種類の薬を飲んだ。夜10時ごろから調子出てきて久しぶりに
パソコン開いて、このダイアリー書いてマス。傷跡グングン治ってる感じ有り。
生きてるって何となくこんなことかと思いながらネ。



下の写真の名前
茶入 青華着彩華小紋 5に○が4つ付いてます(入ってた桐箱に母の字で)
           茶入の裏に平安吉兆て彩字してある

茶合 純銀茶合    竹の図刻及び製作者の名前が桐箱に書いてあるが
           名前は草書で読めない
           お茶の葉を、この茶合にとって急須に入れる道具です 

大きな急須はお湯入れ。これから茶急須に湯を入れて飲むと、程よい熱さで
お茶が一段とまろやかで美味しいのです。生きてる幸せを感じます。
煎茶を飲む時、お気に入りの飴を口に入れて飲みます。お茶が何杯も飲めるし
お茶が更に美味しいのです。
ついでに、茶托も銀製です。