3.「闇の梯子」4.「雲奔る」・西川善文日本郵政(株)社長

本日樹脂粘土教室。昨夜明方近くまで布団の中で本を読みいつの間にやら
二度寝してたみたいで目が覚めたの9時。
粘土教室行きの用意をバタバタして昼食弁当用に海苔巻きのおにぎり2つ握り
(中身は梅干と鹿児島土産の豚味噌)、普通は卵焼きを必ず作るのだけど
時間無しで、バスは断念してタクシー。
乗ったタクシーが1月30日から当地域で営業を始めたMKタクシー。
真黒ピカピカの高級車ハイヤー風中型タクシーで、乗りがけ思わず運転手さんに
「運転手さんこの車、運賃ムチャ高くない?」って聞いたら、
「いえ、普通のタクシーと変りません」とのことで、初乗り運賃500円が売り。
目的地まで1650円。凄く丁寧な運転と応対で、
お抱え運転手付の車に乗ってるようで
閣僚・国会議員・高級官僚等々は斯くの如き心境で毎度黒ピカの
高級車に乗ってるんだろうなあ・・と
斯くの如きとは、意味もなく優越感、車内も広くゆったりおっとり気分満喫。
貧乏性手前(性にあらず実質貧乏)がちょっと贅沢した時の思考回路
「金は天下の回り物、タクシー乗る人いないと、タクシー業も成りたたんもんねえ」

教室はかろうじて間に合い、カトレアの花の製作開始。3〜4月で完成するはず。
出来上がったら写真アップします。お楽しみに。私も凄く楽しみです。

・・・で昨夜明方近くまで読んだ本は藤沢周平著作の「雲奔る」
↓下記は、最近読んだ本。  再読。

3.「闇の梯子」  昭和49年  文春文庫  短編集

11.「相模の守は無害」
12.「父(ちゃん)と呼べ」  
   なんとも切なく、それでいて心ぬくもる小説。
   この短編集の中で、一番好きな短編。
13.「闇の梯子」    
    板木師職人として腕が上がってきて明るい将来を見据えて、女房おたみと
    平穏無事に日々を暮らしてる清次だが、おたみの不治の病気により
    高額の薬を求める為、やせ衰えたおたみの寝息をうかがいながら
    ご禁制の板木を彫るという、思いもよらぬ奈落の底に落ちてゆく
    人の世の闇の世界へ降りる梯子に足を掛け初める物語。
14.「紅の記憶」
15.「入墨」

4.本来の小説の題は「檻車墨河を渡る」という題で藤沢周平さんは執筆した。
  文庫本で出版する時「雲奔る」に改題   
             昭和50年  別冊文春  長編歴史小説
  
16.「雲奔る」      昭和57年 11月 文春文庫出版で改題  
  

今回始めて読んだ。
文庫本だけど、読み終わるのに2ヶ月近く掛かった。
なんせ、1冊丸ごと雲井龍雄を描いた歴史小説
読み通すのにしどろもどろでズンズン読み進めるにはきつ〜〜い歴史小説
本来の小説の題は「檻車墨河を渡る」という題で藤沢周平さんは執筆した。
文庫本で出版する時「雲奔る」に改題

幕末狂乱の中、討薩一筋に奔走し病に倒れ、ひいては斬首刑された志士。
雲井龍雄
短く激しい生涯の中最後、縛され檻車に乗せられて投獄される途中
檻車の中から墨田川の流れが見え、秋空に一片の雲が浮かんでるのが見えた。
雲井龍雄の胸をよぎる詩句。
”雲は秋天二駐ラズ、檻車墨河ヲ渡る”
に題名は由来してるようだ。

歴史上の人物を小説化した長編歴史小説
なんだか、気が重〜〜くなる小説で再読不可能。


日本郵政(株)社長  西川善文さんのこと訳もなく100%の信頼をしてた。
どこを間違えたのだろうか?信じられん。
まさか、老人性痴呆性・・・でもないみたいだし。
どうなっちゃったんだろう。
人相見るの自信あったのだけど。世も末だ。
2,3日前の衆議院質疑に西川さん出席し、応答してたけど
待ち席では、手元に持ってる書類がぶるぶる震えっ放しだった。
真面目一筋の人なんだろうと今でも思う。
西川さん、晩節を汚してムチャ残念無念。
西川さんを今でも信じ続けようとするワタシに、見返りに
柳川簡保温泉センター、1万円で譲ってくれるわけにいかんだろうねえ。
絶対大黒字にしますんで。
温泉に併設して、老人保養施設、グループホームを運営したいのです。
これ、真面目。


明日から柳川に逗留です。暫らくブログお休みいたします。
連日、父と柳川簡保温泉センターに入り浸り満喫します。1回500円。