2・金柑の木・父総合病院へ

hibi2tiyo2009-02-18


↑実家の金柑の木
母生存の時は、正月・ひな祭り の茶席用に金柑の甘露煮を沢山作ってたが
母亡き後は、誰もちぎらず、自分が庭に出る度5〜6個ちぎって食べてたけど
去年あたりから、実が小さく、おまけに硬くて食べれん。
小さな実がびっしりで、鳥も食べにこないみたい。
来年は間引きしてみよう。

夏からの、蝉の抜け殻が今だしがみついてる。

下記は、去る15日記録の父の足の甲の腫れについての騒動記録をかいつまんで。
16日(月曜)、朝食時から父を行きつけの外科に先ずは連れて行くべく
妹が「お父さん、食事が済んだらお姉さん(ワタシのこと)と一緒に
病院に行っておいで」
父「何しに行くんだ」
妹「足の腫れのことを先生に診てもらうったい」
父「一緒に来なくていい。足はいつも見てもらってるので分かってる。
  いつも自転車で行ってるから来なくていい」
妹「足見てもらってるわけないじゃない。いつも靴下はいて行ってるくせに。
  病院で靴下脱いで先生に見てもらったと?」
父「見て貰わんでも俺は分かるんだ」
妹「お父さんは医者ですか!なんが分かるね!そしたら、その足の腫れはなんね!」
父「兵隊の頃戦地で沢山の部下の様子を見てるから分かるんだ!」
妹「なんで、ここで兵隊や戦地のことが話しに出てくるんね!」・・・
ここで、老麗の老籠たるドーターの姉たるワタシは、繰り返す二人の会話を
朝食後のお茶を飲み飲み聞きながら、こらえにこらえていた笑いが遂に爆発して
大爆笑・・・今時のお笑いタレントのテレビなんかには比べようもない爆笑で・・
でしばし二人のやり取りは終わったけど二人それぞれ独り言をぶつぶつ。

ややしばしして。
妹「嫁入り先のじいちゃん(妹の義父で7〜8年前、1年間ほどぼけてあの世に)
より頑固ばい」
父「自分は何十年という付き合いの内科の先生にも診てもらってるからいいんだ」
で妹「年数なんか関係ないと、ただ薬を貰いに行くだけやろ。
きちんと専門医に診てもらわんと!」
父「なにしに一緒に行くんだ」
妹「お父さん、老いては子に従えってゆうことしらんとね」父「・・・?」無言。
老いては子に従え・・なんてコトバ父の辞書にも、私の辞書にもないです・多分。
ここで、又ワタシはひっくり返って大爆笑。

でああじゃ、こうじゃ言いながら、兎にも角にも父を車に。
父が妹に「お前は行かんのか!」というもので妹も同行。
父が日参する近所の外科に。
先生に父の状況を説明すると、先生の回答が「気にしてることがありました。
12月の体重が63k。2月の体重が70Kで急激な体重の増加で、気になっていました」
とのことで足の甲を見てもらう。「血流が悪く腎臓の働きも悪く水が足に溜まってる可能性ある」
とのことでN総合病院へ紹介状を書いてくれ、総合病院へ。
行きつけの病院で、ずうっ〜と投薬されてる薬手帳も持参。
看護師、薬手帳を控えながら重大な薬が入ってるようですとのこと。
妹と顔見合わせ「なんだろう」
初診の受付、血圧測定が済み(血圧上が180)診察は午後からで、一旦家に帰り
3時に又総合病院に。
尿の採取。1時間ほど検査結果を待って、「皆さんどうぞ」とのことで
3人で診察室に「血液の循環が悪く、腎臓の働きも悪く、足に水が溜まり、
足のみならず(レントゲンを見ながら)肺にも溜まっている。肺も活動できなくなり、
放置すると心不全心筋梗塞等になります。先ずは、排尿を促す薬を投薬します。」
・・で私「先生、父はどうもない、どうもないと言うのですが本当に
どうもないのでしょうか」とたずねたら
医師「高齢になると、体調不良の感覚が非常に鈍くなる。
どうする?お父さん入院する?」と父に聞かれた。
父「入院はしません」
私「先生入院した方がよいなら入院を」
先生「大方の人が、入院するとぼけが進行するようです。入院については
どちらでも良いです」とのことで、入院しなくても良い範疇なのかと何となく
全員一安心というところで、1週間分の薬の投薬を受けて帰宅。
妹は、先ずはいくらか安心して帰宅。

夕食後、新しい薬の飲み方を説明して服用。・・でパジャマに着替えながら
父「何であの病院に行ったのかね」と聞くので、足の腫れからのいきさつを
繰り返し説明。・・新しい出来事がなかなかすんなり理解できない様子。
・・で昨日の朝・夜と今朝の朝と薬を服用。
驚くなかれ!!足の脛の腫れが一気に引いてるのです。足の甲の腫れもかなり引いた。
但し、夜中に何度も何度もトイレに。離尿剤の効き目か。
本日は午後から早めに簡保温泉に行き、なんだか父の足取りも軽やかで
晴れ晴れ気分で温泉センターに。
薬の内容については又後日記録の予定。