藤沢周平本(15)「春秋山伏記」(16)「一茶」・平成21年8月30日衆議院議員の選挙でした

hibi2tiyo2009-09-04

実家から帰って早6日目。
(It comes back from
the parents' family
and sixth day already.)
衆議院議員選挙のため8月30日夕方妹の家から自宅に帰宅。
父は妹と父の自宅に。
日本国民が選んだ国民の代理たる者たちが、国民の為の政治を担っていく政治の
幕開けの記念すべき歴史的な選挙」
だと思い、
この貴重な歴史的な選挙に先ずは参加。
実家、妹の家での連日のご馳走尽くめで、いささか疲労の蓄積。
要するに、気合入れの料理クタビレ及び食いクタビレの蓄積。
選挙から本日までの6日間、社会も私的に
もいろいろのことがあったが、連日ぐったりで、
グランドゴルフの練習日は休んだ。カンカン照りに対応できない感じで・・・欠席。
本日の樹脂粘土教室は、気合復活の気配で朝早く家を出た。


下記は最近再読した藤沢周平

↑ 再読
15. 「春秋山伏記」  
長編風俗小説
昭和52年1月〜12月まで、月刊誌「家の光」に連載
昭和53年家の光協会が単行本として刊行。
昭和59年2月  新潮文庫刊行。
上記のは平成13年、角川分庫発行の分。
作者の郷里、山形県庄内地方の村に伝わる地方独自の習俗を
村に起こるいろいろの出来事を、羽黒山から来た山伏を中心として書かれた
長編小説で、兎にも角にも、
おもしろい・楽しいの一言に尽きる。
誰か、この本を映画にしてくれないかなあ〜〜と何度も思う。大ヒットするよ!きっと!
山伏の大鷲坊役を俳優座内野聖陽さんで。
体格、風貌からすると佐藤浩一さんがピッタリと思うけど、真面目すぎて、色気不足・・・・
とすると、内野聖陽だねえ〜なんて真面目に考えたり・・・・した本です。

↑  再読
16.「一茶」 長編小説
作者が小林一茶に関する資料を基に、創造力を駆使して一茶の生涯を書いた長編小説。
一茶は生涯に二万句を超える俳句を書いてるそうです。
下記の2句は広く知られてる句です。
「痩蛙まけるな一茶是にあり」
「やれ打つな蝿が手を摺り足をする」
藤沢周平さんは下記の句が最も好きな句だそうです。
「木がらしや地びたに暮るる辻諷(うた)ひ」
「霜がれや鍋の墨かく小傾城(こけいせい)
こんなにも、わびしく、難しい句、私は知りませんでした。
ちなみに、一茶は生涯放浪の旅を重ねたのですが、老年になって、故郷に帰り、
義弟との間で遺産争いにしのぎを削り、50才を過ぎて若い女と結婚し荒淫の日々を暮らした・・
と解説に書いてあります。