実家の下水道工事明日から中休み・藤沢周平本(17)「用心棒日月抄」(18)「神隠し」

hibi2tiyo2009-09-29

午後から少し雨が降った。 
(It rained a little in the afternoon.)
お湿りともいえぬほどの雨が少し降った。
実家の庭の草取りは今のところ中休み。30%程済み、残り70%。
下水工事も、洗面所、風呂、炊事場と無事終わり、残すは本命のトイレ。
こちらも中休みで来週から着手。あ〜〜やれやれ。
工事は順調でどうということなかったけど・・・父のごねごね相手でへたばった。
ごねごねの理由=結論=どうも新しい出来事には対応能力が消滅してる! 
のであります。
高齢になると、本来の気質がより一層くっきりと出てくるようであります。
高齢になると、老耄して朦朧としてくることと、
本来の気質がより一層くっきり激しく現れることとが交互するようであります。
気分転換です。
藤沢周平さんの本
17.「用心棒日月抄」 

S53年8月 新潮社より刊行
S56年3月 新潮社より文庫本発行 
上記はH17年発行 七十二刷分

小藩の武士の青江又八郎が藩主の毒殺の陰謀を聞いたことから、許婚の父を斬る羽目になり
脱藩して江戸に逃げ生活のため様々な用心棒稼業をする長編小説。
後半赤穂浪士との絡みもありひたすら面白い。

再読です。3年前実家の近所の市営図書館で借りて読んだことある。
最近気がついた。
数年前テレビで「腕に覚えあり」という題でテレビ放映の連続ドラマのことを。
その頃は、藤沢周平さん読んだことなかった。
時代劇ドラマ興味なかったのです。今でも余り興味ない。
但し、藤沢周平さんの時代物は別枠なのであります。
・・・実家の近所の市営図書館にDVDあったこと思い出し慌てて借りて見た。
1,2  5,6  9,10巻で3,4,7,8巻は無かった。



長編小説内容は下記の10話の話。DVDも同じく。
1. 犬を飼う女
2. 娘が消えた
3. 梶川の命
4. 夜鷹斬り
5. 夜の老中
6. 内儀の腕
7. 代稽古
8. 内蔵助の宿
9.  吉良邸の前日
10.最後の用心棒
DVD見たら面白さが一層増した。

18.「神隠し」

S55年  青樹社 発行
S58年  新潮文庫
上記はH15年  四十一刷分   
再読  下記11話の短編集  市井物
67. 「鬼」・・・・胸が張り裂けるほどキュンとして切ない短編。
68.「桃の木の下で」・・・武士もの 斬りあいがらみの話だけどホンワカする。
69.「拐し」
70.「神隠し」
71.「三年目」
72.「昔の仲間」
73.「疫病神」
74.「小鶴」・・・・市井物に近い武士物 
75.「暗い渦」
76.「告白」
77.「夜の雷雨」
藤沢周平さんの本、何度読んでも読むたび至福の時間。