(21)驟り雨・(22)橋ものがたり・癇癪玉破裂

hibi2tiyo2010-01-05

今日1月5日
(It is early January 5 today.)
↓自宅から持参してここ数日再読した本
藤沢周平 著
(21) 驟り雨(はしりあめ)  
江戸時代の市井物10篇の短編集

昭和55年2月青樹社より刊行
下記は昭和60年2月に発行された新潮文庫の第46刷目で平成18年5月の発行分の本
各編、切なくほのぼのしくて、中には切ないのを通り越して、悲しく壮絶なものも

78.   贈り物
79.   後ろ姿
80.   ちきしょう!
81.   驟り雨
82.   人殺し
83.   朝焼け
84.   遅いしあわせ
85.   運の尽き
86.   捨てた女
87.   泣かない女


藤沢周平 著
(22)橋ものがたり
55年4月  実業之日本社より刊行
江戸時代の市井物10篇の短編集

下記は昭和58年4月に発行された新潮文庫の第55刷目で平成18年11月の発行分の本
人それぞれ、それぞれの江戸時代の橋の上で繰り広げる男女の出会いの哀感

88.   約束
89.   小ぬか雨
90.   思い違い
91.   赤い夕日
92.   小さな橋で 
93.   氷雨降る
94.   殺すな
95.   まぼろしの橋
96.   吹く風は秋
97.   川霧




実家に滞在中。
簡保温泉センターは、連日満員で、昨日まで常時30名前後の盛況ぶり。
本日になりやっと、15名前後に。
日頃は、3〜4名の借り切り状態で至ってのほほんとして、お湯は柔らかく
お湯は湯槽から常に流れ出て、少しぬるめの入りやすい至福の温泉。
あちらこちら、多数の温泉を体験したけど、この柳川簡保温泉センターのお湯が
ダントツ・・・と感じる。


さてさて、1月は亡き母の7回忌を控えてる。
去年12月にお寺には、実家で1月の日にちを電話して予約してたのだけれど
その時点では、父はなんだか理解してなかったらしく、ここ数日、下記の会話の
繰り返し。
特に「お寺で読経料をお坊さんに払わないといけないよ」
「幾らだ」「三万円で良いんじゃない」
「三万円もか?5千円ぐらい払ったことある」って
去年の手帳引っ張り出して言いつのるので
「それわぁ〜、お盆のたびに、門徒のところに巡回読経に見えて10分ぐらい読経してくれるときでしょう!
3回忌の時を調べて御覧」
2006年の手帳を強引に引っ張りだして調べさしたら(父は几帳面に十数年分の手帳を書きためている)
「あ、お母さんの3回忌、和尚さんに、お布施三万円とお膳料5千円と書いてる」・・と
それを以って、7回忌がどういうことか急に分かったみたいで、
またまた、ああじゃこうじゃと連日の繰り返しで
・・・「誰と誰が来るのか」「何時来るのか」「誰がどこに泊まるのか」
「日にちはいつだ、時間は何時だ」
真面目に真剣に相手して答えてたけど、当方の顔さえ見れば繰り返すので、ついに本日
「お父さん!!去年から、何回何十回言ってるね!!!」
「おれは何も聞いてない」と、のたまわったので
さすがに、忍耐強く短気な?ワタクシメ、今日の昼食後プツン。癇癪玉が破裂して
「お父さん、そんなにボケた事ばかり繰り返してらボケ老人施設に入らんといかんよ!」って
捨て台詞叫んで自室に閉じこもり読書三昧を繰り返すこと数日。


やがて本日午後2時、父の我関せずの声で簡保に行くぞ〜〜」
温泉に同行し、のびやかな湯につかり、癇癪玉もしぼんでしまったって訳。
7回忌早く終わって日常に戻らないと
又、当方、悪態の権化になりそう「ボケが!」「アホが!」「トンマが!」「ボケ、ボケ、ボケ!」
なんだか自分に悪態ついてるみたいな気分になってきたので
この辺でやめとこ。