(35)「漆黒の霧の中で」(36)「愛憎の檻」154回直木賞作品「つまをめとらば」左足腿の痛み

hibi2tiyo2016-02-08

今日は2016年2月8日月曜日です。
It is Monday, February 8, 2016 today.

毎度のことながら光陰矢のごとし。
ime flies like an arrow.
☞7,8年前樹脂粘土で作った鈴蘭
去る1月末、ヤフードームにトヨタの車の展示会を見に行った。
ドームのグランド一杯に展示してあるのでド―ム上部のゲートからグランドまで降りて、帰りは
又上まで観蘭座席の間の階段を延々と登った。
登り終わるとき左足の調子がチトおかしいなあ〜と感じた。
その日は何ら異変なく、クタビレ果てて早々とお眠り。
翌朝起きあがったら、左足腿の付け根が痛くて「ありゃ、こりゃなんじゃ?」と。
原因が分からずこの症状に疑心暗鬼に・・・数日たっても治るどころか益々痛んで・・・よくよく考え起こせば「アッ、あのドームの階段だ!」と結論付けた。
歩くのが痛みでままならず、必死で湿布を太ももにぐるりと(4枚)連日張り替えてるけど治らず。
それでも先週末の粘土教室、今日のウクレレ教室には決死の覚悟で出席。英会話教室は休んだ。
おまけにドームで風邪まで引き込んだし・・・・踏んだり蹴ったりの日々が続くこと8日目です。
歩くとズキズキと痛い。

「一両日様子みて、続くようだと整形外科に行ってみよう」と今日決心した次第です。
足の付け根が痛くて思うように動けないことが、こんなに苦しく切なく情けないなんてねえ〜〜
傷一つあるわけじゃなく、かなり強く抑えてもどこも痛くなく、歩けない!!なんて。。何なんだ!
摩訶不思議な症状です。若しかすると、筋が痛んでるのかも・・・・
てなことで、連日湿布を貼り貼り、風邪薬ドリンクの葛根湯を飲みながら殆ど冬眠中のダルマ状態
が続いてる。下記はこの間に再読した本。

(35)漆黒の霧の中で
副題  彫師伊之助捕物覚え  
著者 藤沢周平  昭和57年2月発行  新潮社
               下記は平成20年6月  54刷発行分  3読目
藤沢周平さんは根強い人気があります。繰り返し増刷されてます。

元、岡っ引きだった伊之助が、昔女房が男と一緒に自殺したのをきっかけに岡っ引きをやめ暗い影のある版木彫職人として気ままに暮らしてるけど、伊之助の岡っ引き当時の腕を当てにする同心石塚宗平がちょくちょく仕事中の伊之助を呼び出し何かと事件を押しつける。
彫師の親方の藤蔵と伊之助との仕事上の葛藤もとても滑稽で面白く3読出来た。
(36)愛憎の檻(あいぞうのおり)
副題  獄医 立花登手控え
著者 藤沢周平  昭和59年  刊行  新潮社
下記は2004年9月  7刷発行分  再読

・・・で↓こちら「つまをめとらば」
第154回直木賞受賞作です。
ちなみに本代 税込1620円也。
作者  青山文平  1948年生まれ 67歳です。


藤沢周平さんの作品と似てるようだけど、似てるけど、全く違います。
上記全て武士が権威を失いつつある時代を、旺盛な女性を軸に、武士たる男の心に巣食う弱さを滋味深く書かれた6編です。
士農工商の時代が商中心に変遷していく時代の武士の心もとなさが描かれていて非常に興味深い。近近、再度読むつもり。 再度読みたくなる本です。
現代は何の時代かしら。官商工農そして政そして高齢者?・・・政はまるで有って無きが如しなので政がびりっけつかな。しかし、この政が無用の税金を垂れ流してるし、官が税金を搾取してるような感はぬぐうべくもない現代だよね!貧困高齢者の繰り言と読みながしあれかしこ。